能登について

能登地域の概要

能登地域は石川県北部にある七尾市、輪島市、羽咋市、珠洲市、志賀町、宝達志水町、能登町、穴水町、中能登町の4市5町からなり、日本海に大きく突き出た半島を形成しています。

能登地域には「白米千枚田」をはじめとする棚田や、能登のみに残る伝統的な「揚げ浜式製塩法」、女性が素潜りでアワビやサザエを採る「海女漁」、里山の保全・管理と密接に結びついた「炭焼き」などの伝統が息づいています。こうした日本の農山漁村の原風景ともいえる独特の景観と生態系、生活に深く根差した伝統的な農林水産技法や伝統文化が今なお残されていることが評価され、能登地域は平成23年に日本で初めて「能登の里山里海」として世界農業遺産に認定されました。

能登の現状

しかし能登には、世界農業遺産や私たちの活動とは裏腹に耕作放棄地が増え続けているのが現状です。耕作放棄地とは農業人口の減少と高齢化によって長期に渡り使用されなくなった田んぼが山や森に飲み込まれ、田んぼとして使用できなくなった土地のことを指します。

そしてこれから

数馬酒造で作られた日本酒は能登の田んぼで作られ、今では海外でも認められています。私たちの活動をもっと広げていくために、この耕作放棄地を復田し、土地を広げ、能登の日本酒を盛り上げようと日々活動しています。

白米千枚田
白米千枚田