数馬 嘉一郎さん

プロフィール

1986年 石川県生まれ

東京の大学を卒業後、コンサルティング会社に就職。
2年後、能登へUターンし、24歳の時に業界最年少の代表取締役として数馬酒造を継ぎ、
五代目蔵元となる。2014年 学生が酒造りに関わるすべてを体験する「N-project」を
地元有志と共に開始。以来、耕作放棄地を再利用した「水田からの酒造り」に取り組む。
2018年「はばたく中小企業・小規模事業者300社」「地域未来牽引企業」に認定。

能登への思い

能登は、僕が生まれ育った地域であることはもちろんですが、大好きな人たちが多く暮らしている地域です。この地域が大好きで、能登は、僕自身のアイデンティティーを形成しています。

数馬酒造は代々、能登を想い様々な取り組みを行ってきました。

「自社の繁栄が能登の繁栄に直結する。」それが先祖代々受け継がれてきた僕のイズムです。

これからも能登に貢献できる人間になれるよう精進し続けます。

N-projectを立ち上げ、携わっている理由

 「農業や日本酒業界の課題」と「学生の可能性」のコラボで、新しい価値が生み出せると思ったからです。学生の皆さんから得たことは多く、大変感謝しています。

 年々、僕と学生の年の差は離れていきますが、だからこそ学生の感覚や価値観、意見を知れる機会には携わっていたいなと思っています。

 また、せっかく縁があって、出会うことができた学生の皆さんの今後のお役に少しでも立てればと想います。