N-projectって何をしているの?

N-projectって何をしているの?

 

こんにちは!N-projectの堂口と申します!

 

突然ですが皆さん、N-Projectがどのような団体かご存知でしょうか?

「日本酒を作っている団体」「多くの大学が参加する学生団体」

いずれも正解ですが、N-Projectの魅力はそこだけにはとどまりません!

N-projectの活動とその魅力をもっと多くの方に知ってもらいたい!そんな思いから、個性的なメンバーたちが、日々の活動の中でみんなに知ってもらいたい!と思ったN-projectの魅力をまとめた記事を連載していきます!

日々メンバーがどの様なことを考えて活動を行っているのかや、大学で農業を専攻している学生の能登の農業に関わるちょっとマニアックな話まで色々なテーマについて学生の目線からお伝えします。

N-Projectに興味がある人、学生が能登・農業・日本酒にどの様な思いを持ち、どのようなことを考えているのかに興味がある人はぜひ覗きに来てください!

 

ここからが本題です!

「N-Projectってどんな活動をしてる団体なの?」

「名前は聞いたことあるけど最近何してるの?」

という皆さんの疑問にお答えしていきたいと思います!
「若者が能登も農業も日本酒も盛り上げる!」をコンセプトに日本酒プロデュースなどの活動を行う我々N-Projectがここ1~2年間どの様な思いを持って日々活動していたのか、日々学生メンバーたちがどの様なことを考えながら活動にかかわっていいるのか?について皆さんに紹介していきます!

 

これまでのN-Projectの活動

今年で9年目を迎えるN-Projectは「能登・農業・日本酒の3Nを盛り上げる!」をコンセプトに、学生たちが能登の企業と連携し、日本酒の原料となる酒米の生産商品から商品開発、デザイン、プロモーションまで行いその様子をコンテンツとして発信するプロジェクトとして活動して来ました。

詳しくはこちらでお話しているのでぜひ覗いてみてください。

URL: https://n-project.site/

これまでの活動では、能登地域だけでなく全国的にも問題となっている耕作放棄地の開墾や日本酒の原料となる酒米の田植え、お酒の仕込みに加え、活動を広めるためのイベントへの参加・開催や能登を学ぶための合宿勉強会など、能登を舞台に様々な活動を行ってきました。

①農家の方と行った田植えの様子】

本年度のN-Projectは日本酒「ChikuhaN」の2022年夏の発売に向け、日本酒の種類や製造方法、原料となる酒米に関する勉強から実際の商品の企画などを行いました。

特に商品企画に関しては、度数や味わい・利用する酒米などの製品の詳細やコンセプト・ターゲットの設定、パッケージデザインの作成、プロモーションの企画など細かな部分まで学生主体で行ってきました。

 

今年こそ自分たちで「ChikuhaN」を復活させる

 

では、僕たちが一体どのような思いで活動を進めていたのか。

昨年度、プロジェクトの8期が始まり、メンバーの共通の思いとして目標に掲げたのは「自分たちでChikuhaNを復活させる!」ということでした。

6期・7期の活動では、学生が主体の組織運営の難しさに加え、近年の感染症の流行等の影響もありなかなか思うような活動ができず、プロジェクトのメインコンテンツである「ChikuhaN」の発売までたどりつけずにいました。

また、感染対策による行動制限で能登にいけないことも活動の上ではとても大きな障害でした。。能登を学び、能登を盛り上げることを目標に活動している僕たちがその能登を体験することができず、能登で暮らす人々に会いに行けないことは僕たちのアイデンティティが失われたような感覚を覚えました。

 

そのような経緯から、「何としても自分たちの日本酒を届けたい」「今年こそはやり遂げたい」と言う思いがとても強くあり「2022年夏のChikuhaN発売」を目標に掲げ、それに向かって活動を行いました。2021年も依然として緊急事態宣言など活動の制限はありましたが、メンバー同士顔を突き合わせての会議ができない時でも欠かさず毎週オンライン会議を行ったり、能登に住む方にオンラインでのインタビューを行うなど試行錯誤しながら活動を続けていました。

 

「繋がり」を取り戻せ

 

そんな状況の中、6名もの新しいメンバーが活動に参加したことが活動の1つの転機となりました。当初のメンバーは県立大学の生徒だけでしたが、北陸大学や金沢美術工芸大学、金沢大学のメンバーが加わることで、お互いの強み活かしながらの運営が可能になったのです。

経営やマーケティングを学ぶメンバーは組織運営やプロモーションの企画、食品に関する勉強をしているメンバーは商品企画といったようにそれぞれの専門分野を活かすことでどんどん新しいアイディアが生まれていきました。

これを機に、日々の活動はもちろんのこと、どの様な形であればメンバーそれぞれの強みをより活かしていけるのか、どうしたらより楽しく活動していけるのかを自分たちで模索し、組織設計についても見直すことでより良い団体へと成長できました。

 

新しいメンバーとつながり、目標を共有することで自分1人では思いつくこともできなかったアイディアを思いつき、そして実行することができる。このような成功体験から人と人とのつながりの大切さ、つながりが持つパワーの強さを実感し、この輪をもっと多くの人に広げていきたいと考えるようになりました。もっと多くの能登の人との繋がりを持つことができれば、農業や日本酒に関心のある若者とつながることができれば、私たちの活動を知った人や商品を手に取ったひとが能登とつながりを持つきっかけになれば。こうした思いから、私たちは「繋がる、繋げる」というもう1つのコンセプトを新たに設定し再出発しました。

 

ChikuhaNの2022年夏発売に向けた取り組み

現在私たちは、「ChikuhaN」の2022年夏の発売に向け、パッケージデザインの最終調整や、プロモーション・イベントの計画を行っています。

社会人メンバーにアドバイスを頂きながら、より多くの人たちにN-Projectとその商品を知ってもらえるように、商品を手に取ってくださる人に私たちの思いを伝えることができるようにメンバー全員で頑張っています。

その一環として始めたこのコラム企画では、N-Projectの日々の活動をはじめとして、メンバーの素顔に迫ったり、時には農業や日本酒に関わるちょっとニッチな話題まで様々な情報をお伝えしていきたいと思っています。

コラムを読んで少しでもN-Projectに興味を持っていただけたなら、ぜひ引き続きN-Projectに注目していただき、能登・農業・日本酒をどうしたら盛り上げていけるのか、一緒に考えていくきっかけにしていただければ幸いです。

 

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